こんにちは!今回はInstagramやTwitterなどのSNSでとってもたくさん質問をいただく
そのチャコペンはどこのですか?
…という質問について実際に使用している道具の解説とメリット・デメリットまでお伝えしたいと思います!
いつも参考にさせてもらってる
おひつじさんの(@BukicchoHitsuji)
推しチャコペン(下書きペン)
導入してみたんだけどま〜〜〜〜〜〜〜〜じで描きやすくて
最高すぎんか🥳🥳🥳🥳革命がおきました
早く買えばヨカッターーー https://t.co/iP4FUMWAv9— ( ◜ω◝ ) (@hasami_dokoitta) June 28, 2023
刺繍の図案描きにおすすめなソーラインシリーズとは?
ある日ひょんなことからフォロワーさんに教えてもらって出会ったソーラインシリーズ。
InstagramやYoutube、TwitterなどのSNSの動画を撮るにあたって、今は本当に手放せない神器となっています。
チャコペン以外のおすすめ刺繍道具についてはこちらの投稿をぜひ参考にしてみてくださいね♪
「ソーライン」とは?
「ソーライン」は、絵の具や色鉛筆など様々な画材を作っている画材メーカーの株式会社ベステック社の商品ブランドです。
ちょっと強めのピンク色と蝶々のロゴがかわいい手芸用品シリーズです。
インクタイプのチャコペンや、シャープペンタイプのチャコペン、ハサミなどシリーズも豊富です!!
「ソーライン」愛用刺繍作家のイチオシはこれ
色々なメーカーさんのチャコペンを刺繍に使用してきましたが、中でもダントツに使いやすく、今ではスタメンになっているものが以下の4つです。
自然に消えるペン
自然に消えるタイプの紫色のインクペンです。
作品が出来上がったあと、そのまま寝かせておけば下絵が自然と消えるのでズボラさんにはかなり嬉しいポイントです。
自然に消えるペンの良いところをひとつずつ紹介します♪
①書き味がいい
なんてったって、ペンの書き味がいいです。
ボールペンの先端のボール部分に特殊なセラミックを使っているから引っ掛かりが少なく、スラスラと描けるのだそう。
②インクの出がいい
インクの出がいいのもソーラインの嬉しいところ。
フェルトペンなどとは異なり、カサカサになったりせずスルスルとインクが出てきます。
③インクが長持ち
割とインクが長持ちするのも嬉しいポイントです。
④形がいびつなものにも描ける
インクの出がいいので、帽子やスニーカーなど、形がいびつなものにもスラスラと描くことができます!
写真は帽子に刺繍をする際に実際にソーラインを使ったものです。
ジュートバッグにも描くことができるのでぜひ試してみてください。
ジュートバッグに刺繍するときは、インクが消えやすいので注意してね。
⑤洗濯がしづらいものにも使える
これは自然と消えるタイプのペンの最大の特徴かと思います。
それこそジュートバッグのような洗濯がしづらい布にも使用でき、さらに水に濡らさずとも勝手に線が消えてくれるので大変助かります。
水で消えるタイプのペン
続いて、インクが水色の水で消えるタイプのチャコペンです。
こちらも先ほどのペンと同様に使いやすくおすすめですので特徴をひとつずつ解説していきます♪
①基本的には自然に消えるペンと同じ
基本的には使用感は自然に消えるペンと同じです。
インクの出方もほぼ同じと考えていただいて大丈夫です!
②すぐには消えない
自然に消えるペンと異なるところは、こちらは水で濡らさないと消えずにずっと残ります。
ゆっくり作品作りをしたい!…という人にはこちらがおすすめですよ♪
水消しペン
先程紹介した2種類のペンと合わせて使いたいのがこちらの水消しペン。
ペンを消す際にティッシュペーパーや綿棒に水を含ませて消すのでもいいですが
ティッシュペーパーだと繊維が布について毛羽立ってしまったり
綿棒だとなんだかんだで水をいちいち継ぎ足すのが面倒だったり…
そんな人にぜひおすすめしたいです!
初めて使用した時に使いやすくて感動しました!
この水消しペンの使ってよかったポイントを2つ紹介すると
①水を自分で入れられる
水はもとと入っているものではなく、注射器のように自分で水を引き上げて使用します。
そう、つまりこちら使い捨てではなく、一度購入すれば筆先がダメになるまで永遠と使えるのです…!
惜しみなくインク消しに使えるのがうれしい…!
②水が出るタイミングを調整できる
筆の持ち手に「PUSH」と書いたボタンがあり、そこを親指で軽く押すと水が出てくるようになっています。
インクを消したいタイミングで水を出せるので、消したい部分を狙い撃ちしたりと調整することができます。
シャープペンシルタイプ
最後にこちらのシャープペンシルタイプも使い勝手がよかったのでおすすめです。
実際にシャープペンシルを使用して作品を作っている動画もありますのでよかったら見てみてください。
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インクタイプのペンとは異なり、チョーク様のチャコペンがシャープペンシルタイプになったものなのですが、色の濃い布へ下絵を描く時などにも重宝しています。
①持ち運びに便利
こちらのシャープペンシルタイプは「黒」「白」「ピンク」のチャコペンが1本にまとまっているので持ち運びにも便利です。
そして、収納のときに何本も持たなくていいので嵩張りません。
②細い線が描きやすい
シャープペンタイプなのでペンシルタイプよりも圧倒的に細い線が描けます!
インクが滲みやすいナイロンなどの布に刺繍する際にはこちらを使用していますよ♪
刺繍におすすめの使い方は?
ここまでそれぞれの特徴を説明してきましたが、実際に私が刺繍する際にどのように使用しているかを解説します♪
そのまま描く
そのままイラストを描くように布に使っています。フリーハンドで自分で描いたイラストを刺繍したいタイプの方にはこちらのソーラインシリーズ本当におすすめです。
実際にフリーハンドで刺繍をするイメージはこちらの動画で解説しています。
刺繍初心者さんでもできるように詳しく解説しているのでぜひ見てみてください♪
透かして描く
図案を写して描きたい!…というタイプの方は
チャコペーパー以外でこのペンを使ってどうやってイラストを描けばいいの?
と感じるかと思います。
そのような時は、光で図案を透かして上からなぞる方法があります。
私も、チャコペーパーを使うとどうしても筆圧と時間をかけて下絵を描くだけでも疲れてしまうのでこちらを使用しています。
トレーサーを使うようになったら一気にQOLが上がりました!
トレーサーは刺繍の下絵以外にもご祝儀袋の名前を綺麗に描きたいときや、こどもの写し絵あそびなどにも使えるので
持っておいても悪いことはないと思います。よかったら検討してみてください♪
道具と組み合わせて描く
布の種類や色、厚さによっては、トレーサーでの透かし絵も限界があります。
そのような時に使えるのがムーンベールというシートです。
ムーンベールを布の上に被せて、ソーラインのインクタイプのペンでイラストを描くと布にイラストが綺麗に転写されます。
ベールの上からペンで絵を描くと…
イラストが転写されます!
細かいイラストや、なるべく正確に描きたい方はこちらの方法が一番楽に綺麗に描けるかと思います。
ムーンベールの専用ペンも販売していますが、インクがすぐになくなってしまうという点から、私は専用ペンではなくソーラインを併せて使うようにしています。
専用のものを使わなくても意外と描けます←
ソーラインペンのデメリットは?
ここまででソーラインの良さをかなり熱弁してきましたが、
最後に私が使ってきた中で感じたソーラインのデメリットもきちんとお伝えしておきます。
自然に消えるペンのデメリット
自然に消えるペンは湿度や布の種類、インクの残量によって消える時間が変わることです。
前回作ったときは3日くらい持ったから大丈夫だろう…とおいておいたら今回は半日で消えてしまった…!なんてこともあるので注意が必要です。
消えかかってきたら都度描きたしてあげるのがおすすめです!
水で消えるペンのデメリット
水で消えるペンは、しっかりと濡らさないと水色いインクが布にうっすらと残ってしまうことがありました。
これは水で消えるペンならソーライン以外でもよくあることだそうです。
水で分解して消えるというメカニズムなので、分解しきれないとふわふわと残ってしまうよ!
シャープペンシルタイプのデメリット
シャープペンタイプは、実際に使ってみたところ
- 布によっては引っかかって描きづらい
- 黒いペンは水で濡らしても消えないことがある
上記2点が少しデメリットに感じましたが、インクタイプでどうしても描けなかったりする部分には圧倒的にシャープペンを使うのがおすすめです。
じゃあ、結局消えない時ってどうすればいいの?
それについてはメーカーさんに問い合わせてみたのでこれから対処法を紹介するね!
ペン跡が消えない!どうすればいい?
実際に使用してみて、水で消せるペンやシャープペンタイプは線が残ってしまうことがある…ということがありました。
この際の対処法を実際にメーカーさんに聞いてから試したところ実際に落とせたのでこちらで紹介していきますね♪
自然に消えるペンは?
自然に消えるペンが残ってしまった時は水で濡らす一択です!
水で濡らすと一瞬紫色が濃くなりますが、乾くと同時に消えてなくなります。
※アイロンなどを消す前にあててしまった場合は消えなくなってしまうのでそこだけは気をつけてください。
水で消えるペンは?
水で消えるペンが残ってしまうのは水が足りない証拠です。
何度も水をつけてあげるとしっかり消えるのでためしてみてください♪
シャープペンシルタイプは?
黒いペンシルは水で溶けるものではなく黒い素材が布に貼り付いているとイメージするのが正しいのだそうです。
つまり、水で溶かすのではなく「剥がしとる」のが正解。
ペンに付属の消しゴム部分で擦ったり、しっかりと洗って浮かせてとってあげたら落とすことができました!
もしインクの落とし方に悩んでいたらこれらを試してみてくださいね!
おわりに
刺繍の作業が好きだけど図案写しが面倒でそこでストップしてしまう…
そんな悲しいことを防ぐためにもチャコペンは描きやすいものを使いたいですよね!
そんなときにおすすめなのが今回紹介したソーラインシリーズです。
InstagramやYoutubeでも私が実際に使用している動画を出していますので、その描きやすさを動画でもぜひ実感してみてください♪
楽しく刺繍ができますように!