「刺繍をはじめたいけど、途中で挫折するのが怖くてキットを買えない」
「刺すのは好きだけど、絵が描けない、図案を写すのが面倒」
…と、思ったことはありませんか?
今回はそんなことを考えたことが一度でもある方にとってもおすすめな商品を見つけたので紹介します♪
セリアの刺繍キットどれを選べばいい?
今回ご紹介するのはセリアで販売している「刺しゅう図案 プリントクロス」という既に図案がプリントされている刺繍布のシリーズです。
店頭やSNSで情報を集めたところ、なんとこちら40種類もあるそう。。。
そんなにたくさんあると店頭で迷ってしまいますよね。そこで、今回はこれから始めたい初心者はどれを選んだらいいか?について実際に商品を紹介していこうと思います。
seriaの【刺しゅう図案プリントクロス”ステッチレッスン”】というシリーズが
布に練習用の図案プリントがしてあって
初心者さんの練習にピッタリで
布も刺繍しやすい布で本当素敵なのでぜひこの春から刺繍始めたい!という方に見て欲しいです🐑🪡✨
ちなみにこの4種揃えると↓ pic.twitter.com/cgUy6xftO2
— 刺繍のおひつじ (@BukicchoHitsuji) March 18, 2023
布の他に刺繍をするのに必要な道具についてはこちらの記事で解説していますので最初の道具を集める際の参考にしてみてください♪
また、出来上がった刺繍布を飾るのにもぴったりな商品がセリアにはありますので気になる方はこちらをご参考ください♪
刺繍ではなくパンチニードルに興味がある!という方はこちらの記事がおすすめです♪
初心者向けのシリーズは3種類
こちらのセリアの刺しゅう布シリーズ、40種類ありますが全てに「初級」「中級」「上級」のレベル分けがしてあります。その中でも初心者さんにおすすめな「初級」シリーズはステッチレッスンシリーズ、デザインアートシリーズと総柄シリーズの3種類です。
ステッチレッスンシリーズ
ステッチレッスンシリーズは約25cm×25cmの布の右半分に刺繍のステッチの練習用の図案、左半分に実践用のイラスト図案が印刷されています。
しっかりとステッチの練習をしてからイラストに挑戦したい!という人にピッタリのシリーズかと思います。
デザインアートシリーズ
デザインアートシリーズは約25cm×25cmの布の中心に大きめのイラストが印刷されています。
練習がてらにかわいいタペストリーなんかが作れたらラッキー!なんていう人にはこちらがおすすめです。
総柄シリーズ
総柄シリーズは約25cm×25cmの布の全体に同じイラストが多数印刷されています。どれもバックステッチでできますが、このシリーズの特徴はランチョンマットの作り方も掲載されているところです。
刺し方云々よりも、何か手作りしたい!ランチョンマット作りたい!という方にはおすすめかと思います。
初めてならどれがおすすめ?
たとえ3種類でも、本当に初めてだとどちらを選べばいいか悩んでしまう…!
…という方には「ステッチレッスンシリーズ」がおすすめです。デザインアートシリーズや総柄シリーズの初級はほとんど同じステッチしか出てこないのですが、ステッチレッスンシリーズは色々なステッチのやり方を覚えることができます!
…とはいえ、全て110円で手軽に手に入るのでとっても気になるイラスト図案があったらデザインアートシリーズをやっても良いですし、そこは好みでいきましょう!
ステッチレッスンシリーズの内容
ステッチレッスンシリーズには全部で以下の4種類のレシピがあります。(※それぞれ1つ110円(税込)です。)それぞれについてできることと必要な糸の色を解説していきます。
1.ランニングステッチ
木のイラスト図案が刺繍できる布でした。本当に針に慣れていない初心者さんや子どもでも取り組めそうな易しいステッチで構成されています。木の図案なのでアースカラーの刺繍糸を準備するのがおすすめかと思います。
2.チェーンステッチ
お花の刺繍ができるイラスト図案がついています。チェーンステッチの練習部分では円の練習までできるというきめ細やかな配慮がなされていて本当にありがたいです…。
作品例の写真に合わせると少し糸の色数が多そうでしたが、最悪葉っぱとお花の色の2色でもできると思います。
3.フレンチノットステッチ
お花のリース、ミモザの花、ひつじのイラスト図案がついてきます。4種類の中でなんとなく一番やり応えがありあそうな予感がしました…!!図案も全然雰囲気が違う3種類なので糸の色を揃えるのが少し大変かもしれません。
4.サテンステッチ
お花の刺繍が練習できます。丸いサテンステッチ(お花の花芯の部分)が小さく、本当に久しぶりに針を持つ…!という方には少し難易度が高いかもしれません。…がたくさん丸があるのでたくさん練習はできます!
商品写真では下図のようなカラーでお花が刺繍されていましたが、好みの糸でお花を作るのでも良さそうです。
注意点
ここで注意したいのが「2.チェーンステッチ」「3.フレンチノットステッチ」のタイプには練習では出てこないアウトラインステッチが図案に出てきます。練習してから臨みたい人は「4.サテンステッチ」を先に練習してから臨むのがおすすめかと思います。
刺繍糸の揃え方
ここまでで紹介した4種類を一部または全てやるとしても、2〜10種類ほどの刺繍糸カラーが必要になってきます。100円ショップで揃えてもいいですが、希望の色が入ってなかったり、少し絡みやすかったりすることがあるので私は糸だけは100均以外で買うのをおすすめしています。(もちろん100均のものでも全然大丈夫ですが…!)
メーカー品を少量ずつ糸の色を指定して購入したい場合は店頭に出向いたり、カタログなどで色番号を調べて通販で購入するのも良いですが、オリムパスが出しているガーデンパーティーという種類が「良い糸を少量ずつ」使えるように色を選んでくれているのでおすすめです!
また、「メーカー品でなくていいから100均のよりも使いやすい安い糸がいい!」という方には通販でよく販売している100色セットがおすすめです。メーカー品よりは劣りますが、一気に多数の糸がお得に揃えられるので練習にもピッタリです!
私も最初はこちらの糸ではじめました!
さいごに
セリアのこちらのシリーズを全て揃えて実践すると9種類の刺し方が学べます!また、商品には「接着芯を貼って刺繍をすることをおすすめします」との文言が記載してありましたが、個人的にはそのまま貼らずでも問題なくできました。
ステッチの説明が静止画だとわからない…!という方はこちらの動画でも解説していますのでぜひ参考にしてみてくださいね♪(フライステッチ以外は全て入っています!)
セリアの練習布でできるようになったステッチでこちらの私の本の図案は全てできるようになっています。(CMごめんなさい…!)12ヶ月のイベントごとに楽しめる図案をたっぷり詰め込んだのでぜひ書店などで思い出したら手に取っていただけたら嬉しいです!
この記事が、刺繍デビューのときの参考になりますように♪