「子どもの足型をとったけれど、なにか可愛く加工したい」
「足型が可愛すぎるので飾るだけでは物足りない…!」
赤ちゃんや小さい子の足型や手型って、一瞬しかないと思うと尊いですよね…。
今回はそんなことを一度でも思ったことがある方に向けて、ワッペンとしての実用性や応用性も秘めた(?)足型アートの作り方を紹介していきます♪
全て100円ショップのものでOK!もこもこ足型アートの作り方
先日娘がハーフバースデーを迎えたのでセリアのパンチニードルをつかって足型を刺繍してみたところ
もこもことっても可愛らしいワッペンができました。
もこもこした足型ワッペン👣 pic.twitter.com/TIzyghec1k
— 刺繍のおひつじ (@BukicchoHitsuji) May 17, 2023
パンチニードル自体の商品の紹介や使い方レポについてはこちらの記事に詳しく書いていますのでぜひ参考にしてみてください♪
使用感や力の加減などはどうしても動画の方がわかりやすかったりします。動画もしっかり撮影しましたので必要に応じてお役立てください♪
使う道具
今回使う道具は
- 赤ちゃんの足型(なかったらスタンプパッドで足型をとります)
- チャコペン
- セリアのパンチニードル(刺繍糸用)&輪ゴム
- セリアのニードル専用布(刺繍糸用)
- ビーズ用の細いワイヤー(※あると便利です)
- 極細毛糸 または 25番刺繍糸(6本どり)
- 刺繍枠
- 片面接着芯
上記のものが揃っていればスムーズにできます。セリアで全部揃うので、手軽に揃えられるのが嬉しいポイントですよね♪
それぞれの道具についてまずは解説していきます。
赤ちゃんの足型
赤ちゃんは手に物が触れると握ってしまうので、低月齢の子の場合は足型をとることになると思います。
足型を取る時はおしり拭きで拭いて拭えるタイプのスタンプパッドを使えば安心です。
チャコペン
チャコペンは、今回は布に書きやすければボールペンなどでも構いません。
基本的に下絵を描いた方が完成すると裏側になるので、特に気にしなくて良いです。
(ちなみに個人的なおすすめはSNSの投稿などで毎回愛用しているチャコペン「ソーライン」です。布に大変描きやすいです。)
セリアのパンチニードル&布
セリアのパンチニードルと専用布は種類が何種類かあるのでいずれも「刺繍糸用」とパッケージに記載があるものを選んでください。
(※写真はニードルが中細毛糸用になっていますが、この部分が「刺繍糸用」と記載しているものを準備してください。)
専用布が販売していなかった場合は、セリアにある「手ぬぐい」の目の粗さが専用布にとても近かったので店頭で参考にして似たような布を用意するのがおすすめです。
実際の布の様子や手ぬぐいの様子はこちらのYouTubeで解説していますので気になる方はチェックしてみてくださいね♪
刺繍枠
刺繍枠は通常のフランス刺繍用のものと同じもので大丈夫ですが、
パンチニードルは上から押す際の力が結構布にかかるのでしっかり固く張れるものがおすすめです。
- 締まりが強いもの(プラスチックで溝が付いているタイプのものなど)
- 足型がすっぽり入るなるべく大きいサイズのもの
上記の2点を満たしているものを選ぶとやりやすいかと思います♪
100円ショップのものでも大丈夫ではありますが、クロバーさんのフリーステッチングニードル用のフレームと土台があれば、手に針を刺す心配もなくしっかりと布を張って刺繍しやすいのでおすすめです。
ワイヤー
これはニードルに糸を通す時に糸通しの代わりにつかいますが、糸通しがある方や、パッケージの裏側に記載してある糸通しの方法で糸を通す場合は用意しなくて大丈夫です。
また、フリーステッチングニードルやパンチニードル用の糸通しがある場合はそちらを使用してください♪
下準備
布に図案を写す
足型を取った後、布に足型を写しておきます。
専用布は目が粗めなので、足型がしっかり取れていればそのまま上から写せます。
このとき注意したいポイントがパンチニードルをすると、図案が左右反転する(裏側が表になる)ので、左右を気にする方は足型を反転コピーさせておくのがおすすめです♪
なかなか図案が透けて見えない…という方は窓に透かしたりすると写しやすくなりますよ!
ニードルに輪ゴムを巻く
パンチニードルは使う前に輪ゴムをニードル部分に巻いておきます。そうすることでもこもこ部分の毛足の長さを調整することができます。
今回はもこもこ部分をなるべく短めにしたいので針先から約2.2cmくらいのところに輪ゴムを巻き付けました。
ニードルに糸を通す
続いて、ニードルに糸を通していきます。パンチニードルは通常の針と異なり、先端の針の穴から柄の中に糸を通すのが特徴です。
ワイヤーを糸通し代わりに使う場合は、ワイヤーを2つ折りにしてから、
上の写真の矢印の方向にワイヤーの折り目を通した後
ワイヤーの折り目に糸を通してワイヤーを引き抜くと糸が通せます。
足型刺繍のやり方
①刺繍枠に布を張る
刺繍枠に下絵を描いた布を張ります。このとき、普段よりもしっかりときつめに張るようにしてください。
②図案の通りに垂直に刺していく
ニードルの斜めになっている側を進行方向に、糸が出ている側を後ろ方向に向けてひたすら布の上を滑らせるように足型の外周から順に内周に向かってぐるぐると刺していきます。
ひと目はだいたい3ミリほど。最初の玉結びや玉止めは不要です。
糸が抜けやすいのでなるべく強くひっぱらないこと、糸をなるべく弛ませておくことがポイントです。
その他に考えられるポイントはこちらの記事に記載していますので、もしうまくいかない場合はチェックしてみてください♪
指の部分も線に沿って丁寧に刺し終えたら、別の色の糸をセットしてさらにその周りを内周から外周に向かって刺していきます。
裏側の処理&仕上げ
最後まで刺せたら裏側に接着芯を貼ります。アイロンでしっかりと固めたら、ほつれる心配がなくなります。
そのまま足型の周りをハサミでカットすれば、足型ワッペンの出来上がりです。
おわりに
セリアのパンチニードルでただひたすら刺し埋めていくだけなので、手先に自信がない人でも特別なテクニックを必要とせずにかわいらしいもこもこワッペンをつくることができます!!
月齢ごとに足型を取っておいて、ワッペンを重ねて大きさ比較ができるのも嬉しいポイントです♪
ぜひセリアで見つけたら手にとって、挑戦してみてくださいね。
素敵な思い出の作品ができますように♪