秋冬に編み物に挑戦しようとして毛糸をたくさん買ったけど結局やらないまま春夏が来てしまった…
家にある毛糸の使い道がわからない…
そんな方にぜひ挑戦してほしいパンチニードル。なんと、セリアにニードル本体も、専用の布も販売しているんです。
今回はそんなセリアのパンチニードルを購入して実際に使ってみましたのでレポしていきたいと思います。
セリアのパンチニードルキットがすごい!使用レポ
この春、セリアが刺繍を中心としたハンドメイドの材料を充実させているとの情報を耳にして早速店頭に行ってみたところ
パンチニードルというものがあったので試してみることにしました。
セリアのパンチニードルセットがすごい
専用の布もあって毛糸を通してプスプス刺すだけでラグマットみたいなモフモフした作品が作れます🐑🐑🐑🧶
家に毛糸が余っている人にぜひおすすめしたい…! pic.twitter.com/wVM1H1RSSF
— 刺繍のおひつじ (@BukicchoHitsuji) April 12, 2023
通常の刺繍道具についての初心者さん向けレビューもまとめていますのでぜひ合わせて見てみてください♪
また、実際にセリアのパンチニードルキットを使用して赤ちゃんの足型アートを作成してみた動画もあります。
こちらでは専用布がなかったときに代用できるものや、針への糸の通し方なども解説していますので
気になる方はぜひ見てみてください!
セリアのパンチニードルキット
パンチニードルのキットには種類が何種類かありました。
ニードルは「刺繍糸用」「中細毛糸用」「極太毛糸、並太毛糸用」の3種類
専用布は「刺繍糸〜中細毛糸用」「並太毛糸〜極太毛糸用」の2種類ありそうです。
どれもパッケージがとても似ているので、しっかりと種類を見てから購入する必要がありそうでした。
ニードルの使い方
今回は、中細毛糸用のニードルと専用布を使って試し縫いをしていくことにしました。
①ニードルに糸を通す
おそらく最初に初心者さんがひっかかる部分がこのニードルに糸を通す部分。
図の矢印の部分に糸が通っている必要があります。
説明書に書いてあるのは「別途とじ針を用意して、とじ針に通した糸に引っ掛けるようにしてニードルの穴に入れる」方法でした。
この方法の注意点は”とじ針に通す糸の長さをニードルの持ち手部分の長さくらいにしないと毛糸が詰まって通らない”という点です。
気持ち長めに設定してあげるようにするのがおすすめです。
また、この糸の通し方で少し面倒だな…と感じてしまう方には
パンチニードル専用の糸通しも販売していますのでそちらを是非手元に用意されるのがおすすめかと思います!
実際私もこちらのスレダーを使って糸通ししました!
その他にもビーズ用のワイヤーを使ってもできるという意見もありました!お手元にある方はぜひそちらを使ってください♪
②布を刺繍枠に張る
ニードルをしていくにあたって、布を刺繍枠に張る必要があります。
毛糸でのニードルをする場合にはどうしても完成品が大きくなるため、少し大きめの刺繍枠(15cm以上がよかったです)を用意するのがおすすめです。
③針の長さを調節する
針の長さを調整するために、針の根本に輪ゴムをかけていきます。
あえて毛足を長くして、あとからカットするという方はそのままでもいいですが、タオルのようにループを作った刺繍をする場合には針の長さをすこし短くするのがおすすめです。
今回、私は輪ゴム1本分を針に巻きましたがそれがちょうどいいくらいでした。
④図案に沿って刺す
これで準備ができたのであとは図案に沿って刺していきます。
布の表面に針を滑らせるようにして1目ずつ
- 短く
- 均等に
- 奥まで
- 垂直に
刺していきます。
パンチニードルは刺した後裏側がもこもこするようになっています。刺しながらたまに裏側を確認して、ループの毛足の長さが好みの通りになっているか、図案の通りになっているかをチェックしてください。
仕上げのやり方
最後まで図案がさせたら、刺した面はこのようになります。
このままだと糸を少しでも引っ張ってしまうと全てスルスルと抜けていってしまう状態なので、裏側を処理していきます。
①裏側に接着芯を貼る
接着芯をアイロンで当て布をしながらしっかりと貼り付けることで糸のほつれを防ぐことができます。
ここで、もっと頑丈にしっかりとほつれないようにしたい!という方は、液体タイプの布用のりを塗布するとがっちりと固まってほつれないのでおすすめです。
②布から切り出す
あとは不要な部分の布と接着芯をハサミでカットしていきます。
このとき、ループがない面(モコモコしていない裏面)を見ながらカットするとループを間違えてカットしてしまう可能性があるのでループのある面(表面)を見ながらカットする方がやりやすかったです。
これで、パンチニードルの一連の使い方は終了です!
うまくできないときは?
ただ、初心者だったり初めてやる人にとってパンチニードルは「動画などで見た通りにうまくいかない!」という人が多いかと思います。
よくあるうまくいかないポイントをピックアップしましたので確認してみてください♪
実際私も最初につまずいた部分です…!!!
①穴が空いてしまう
最初は目の幅などがうまく定められず、何度も刺し直していたら布に大きな穴が空いて全く刺せなくなってしまった…!という場合。
一度穴が空いてしまった部分はもう一度刺しても糸が抜けやすいので一度指でこすって布の織り目を揃え直してから刺したら改善しました。
②糸が抜けてしまう
パンチニードルはもともと糸が抜けやすい構造になっていますが、それでもあまりにも糸が抜けていってしまう場合は、次のどれかが考えられました。
糸の太さが合っていないかも
糸の太さがニードルよりも極端に細いと、ニードルで布に穴を開けた部分に糸がおさまらずにすぐに抜けていってしまいます。
ニードルの適正の太さを一度パッケージをみて確認して調整してみてください!
糸を引く力の方向が違うかも
毛糸などでやっている時によくあるのですが、パンチニードルを夢中で刺していると途中から毛糸の玉から出ている糸が少なくなって、糸玉の重さのせいで画像の矢印の方向に力がかかることがあります。
この矢印の方向に少しでも力がかかるとどんどん糸がスルスルと抜けていってしまうので注意が必要です。
なるべく多めに糸の余裕を持たせて刺していくと改善しますので心当たりのある方はやってみてくださいね♪
おわりに
セリアのパンチニードルを使用して実際に作品を作ってみましたが、特に違和感なく作製することができました!
強いてデメリットを言うのであれば
- ループの長さを決めるのが輪ゴムであるため、一度外すともう一度同じ長さにするのが大変
- 糸通しが販売していないので糸を通すのが面倒
この2点くらいかと思います。
しかし、コスパを考えるとお試しで始めるには十分なクオリティーでした!
実際にワッペンを作ってみたレポート記事もありますのでぜひ合わせて参考にしてみてください♪
これからパンチニードルに挑戦したい…!と思っていただけたら嬉しいです♪セリアで探してみてくださいね。
素敵な作品が作れますように!