刺繍始めようと思ったけど、図案写しの道具買うの忘れてた!
自分の絵に自信がないから、図案は絶対写したい!でも写すの面倒!
いざ刺繍を初めてみようとしたものの、図案写しの段階で最初につまずく人は多いです。
実際わたしも、最初は
・図案をなぞったけどちゃんと写っていなかった(悲しい)
・図案が写ってるか確認しながらやったら図案がずれた(悲しい)
・そもそもチャコペーパーを用意していなかった(くやしい)
などなど・・・たくさんの図案写しの壁を超えてここまでやってきました(※ちょっと盛ってる)。
この記事は、そんな上記のような悩みをはじめとした「図案写しを簡単にしたい方」に向けて書きました。
低コストでできる図案写し代用品4選
刺繍を始めたばかりのときは、「道具から揃える!」という方も居れば「続けられるか不安だからなるべく小さく始めたい!」という方もいらっしゃるかと思います。
この章では、後者の「できるだけ家にあるもので済ませたい」と考えている方向けの方法をご紹介します。
チャコペーパーもチャコペンも使わない方法がありますのでぜひ参考にしてみてください。
①チャコペンの代用としてフリクションペンを使う
あの、「消えるボールペン」で有名なフリクション。実は布にも描けるんです!(※ただし、布の種類によります。)
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フリクションだったらカラーバリエーションも多いので、フルカラーの図案を描いても見やすいです。これなら刺繍以外の用途にも使えるので、常に持っていてもいいですね。
そして、一番のポイントはドライヤーで線が消せること!フリクション自体、摩擦熱によってインクが消える仕組みとなっているので熱で消すことができます。
ドライヤーで消すことができるので図案さえ書くことができれば
・水にぬらしたくない布
・アイロンがかけられない布
にも使えます。また、手刺繍特有の立体感を刺繍後のアイロンで潰すことなく、楽に下書きを消すことができるので本当にオススメです。
書き心地とドライヤーでの消え具合についてはinstagramのこちらの記事で動画を公開しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
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ただ、フリクションペンを使って図案を写した場合、
・濃い色の布だとうっすらゴーストラインが残ってしまう
・冷やすとインクの色が戻ってしまう
ことがあるので注意してください。
②タッチライトと耐熱ボウルを使う
タッチライトにガラスのボウルを被せれば、簡易トレーサーができます。
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タッチライトは100円ショップでも手に入りますし、もし家にクリスマスツリー装飾用のライトがあればそれでも写ります(※ただし、カラフルすぎて少しみづらいですが・・・)
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ガラスのボウルはなければ、タッチライトを覆い被せることができるガラスの容器や、プラスチックのトレーなどでも代用できます。ちなみに私はIK●Aのサラダボウルを使っています。
使い方はこちらのinstagramの投稿をご覧いただければわかるかと思います。
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ボウルを使う利点は、刺繍枠に布をはめた状態で布を写せること。ボウルの丸みにぴったりとフィットするので、布をきちんと張った状態で図案が書け、図案がゆがむのを防ぐことができますよ。
③完全無料!日光を使って図案を写す
誰の家にも絶対ある、そして、どんな人にも平等にあるあの日光でも図案が写せます!図案写しの道具全く買ってないけど今すぐ図案写したい!という方にオススメです。
やり方は、窓に図案と布を押し当てるだけ。布は刺繍枠にはめた状態で押し当てた方が、めくれたりせずにできるのでやりやすいですよ。
日光を使った図案の写し方は、こちらの過去の投稿でレビューしていますのでもしよかったら読んでみてくださいね。
④スマホライトを使って図案を写す
これも完全に無料でできて、かつスマホ内にあるイラストを図案として写したい人にオススメです。
スマホのライトを最大限まで明るくして、その上に図案や布を乗せるだけでトレース台の代用として使えます。この方法なら、スマホ画面にお気に入りのイラストを入れておいて、そのまま図案として使うこともできます。
また、紙図案を写すときは、画面が真っ白に光アプリを使うことをお勧めします。
画面が動くのが気になる・・・!という方は手袋をはめると動かなくなるのでオススメです。
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せっかく刺繍をはじめようとおもったけど、図案写しで挫折してしまってはとっても勿体無いです!
ぜひ簡単な方法を極めて刺繍を楽しくやりましょう。